脳の血管が破れてしまったり詰まってしまう脳梗塞を発症すると、脳の一部または全体の機能に影響が出ることがあります。
脳は全身の働きをコントロールする重要な役割を持っているため、脳梗塞による後遺症によって行動や身体の機能に制限が生じる場合があります。
脳梗塞後遺症にはさまざまな症状がみられますが、主に運動障害・言語障害・感覚障害などが代表的です。
なかでも多く見られるのが運動障害です。身体の一部を動かしにくくなる、あるいは半身に不自由が生じるケースがあります。
一般的に、大脳の左側が損傷すると身体の右側に、右側が損傷すると身体の左側に麻痺などの症状があらわれます。
言語障害の症状
脳梗塞後遺症として生じる言語障害には、主に失語症と構音障害の2種類があります。
失語症は、聞く・話す・書く・理解するなどの機能の一部または複数が難しくなる状態で、言語をつかさどる脳の部位に損傷が生じたときに発生します。
構音障害は、言葉を理解する機能は保たれているものの、舌や唇などの運動障害により発音が不明瞭になる状態です。
そのほか、身体の一部にしびれや鈍さを感じる感覚障害、思うように動作ができない失行、認知機能に関する失認、食べ物をうまく飲み込めない嚥下障害など、さまざまな後遺症がみられることがあります。
これらの症状は、リハビリテーションを継続することで改善が見込まれる場合もあります。
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