頚腕症候群

頚腕症候群は、頸部や肩や腕の痛みやしびれや筋力の低下や循環障害などの症状が出る疾患です。頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどの自覚症状と似ています。

頚腕症候群の原因

頚腕症候群の原因についてですが、明確に特定することが出来ません。しかし、長時間によるパソコン作業や自律神経の乱れや肩や腕の筋の疲労などが影響していることが多いです。

男性よりも女性の方が発症しやすいという特徴があります。パソコンやスマートフォンの操作に集中し、座りっぱなしで長時間同じ姿勢をとり続けていることが多い人は要注意です。

自律神経の乱れも原因に

自律神経の乱れも原因につながりますので、慢性的な疲れやストレスがあったり、偏食や暴飲暴食や極端なダイエットで栄養が不足気味だったり、生活リズムが不規則で睡眠が足りていなかったり、運動不足や加齢やホルモンバランスの乱れなどで代謝が低下していたり血行不良を起こしている人も注意が必要です。

頚腕症候群の治療

医療機関で行われる治療としては、筋弛緩薬や消炎鎮痛剤や精神安定剤などの投与がなされ、症状に合わせた治療が行われます。

医療機関での治療以外の効果的な対処法として、温熱療法やマッサージなどがあります。
凝り固まった肩や腕の筋の緊張をほぐすことが改善への近道となりますので、日頃から体を冷やさないように気をつけて血行を良くしたり、こまめな水分補給や有酸素運動やストレッチや体操で代謝を高めたり、筋トレをして肩や腕の筋力をアップさせたりなどを心がけることも大切です。